- お局に嫌われたらもう終わり?
- どうやって今の状況を変えればいい?
結論、お局に嫌われても、それですべて終わったわけではありません。
あきらめなくても大丈夫!立て直すチャンスはあります。
今回は、お局に嫌われ「私にだけ厳しすぎない!?」「狙われている気がする…」と感じている人に向けて、その状況を改善する方法を解説します。
この記事を読み終えると、お局に目をつけられたときの対処法や、嫌われてもなんとかなる具体的な方法について理解できますよ。
もくじ
お局に一度嫌われたら終わりじゃない理由
お局に嫌われたらもう手遅れ…なんて考えてしまうかもしれませんが、意外と状況が変わったりもするんです。
- ターゲットは定期的に変わる
- お局に因果応報が下ることもある
それぞれ解説していきます。
ターゲットは定期的に変わる
お局は、誰か1人をずっとターゲットにするわけではなく、定期的に変えていたりするんです。
お局は自分の職場を「縄張り」だと思っているフシがあります。
仕事の流れも熟知し、経験も長いため、私たちの見えてないところが見えているお局。
つまり、意外な人がロックオンされたりもします。
誰か1人をずっとターゲットにするわけではありません。
だから、今は「お局に嫌われた」と感じていても、そのうち他の誰かがターゲットになるかもしれません。
冷静に構え、いちいち反応しないことが大切です。
お局に因果応報が下ることもある
昔話じゃないですが、お局に因果応報が下る、なんてこともあるんですよね。
- 「いちいちお局と対立するの面倒…」
- 「自分に直接の害はないし…」
普段、お局に狙われることのない人たちは、このようにやりすごしているように見えます。
しかし、それは表だって対立していないだけ。
内心では、お局への信頼をどんどん減らしていっています。
そして、いざお局の立場が危うくなった時、周りの人は手のひらを返したように対応が冷たくなるんです。
一見冷たいようにも見えますが、それは長年のお局の行為が招いたもの。因果応報なのです。
そして実は、お局の因果応報にも、以下のようにいろいろパターンがあったりします。併せて読んでみてくださいね。
>>職場のお局おばさんの末路集10選!バチが当たる哀れな最後を集めました
お局に嫌われて働きにくさを感じてる人におすすめの対処・挽回方法
ターゲットが変わったり、お局が自滅することもある…でも必ずそうなるわけでもありません。
自分で動いてみる方法も探ってみましょう!
- 上司に相談する
- 自分に少しでも非があるなら直接謝る
- 自分の気持を素直に伝えてみる
- 信頼できる同僚に間を取り持ってもらう
- しばらく距離を置く
それぞれ解説していきますね。
上司に相談する
会社は、従業員がパワハラモラハラなどのハラスメントを受けた場合、相談に応じ、必要な対応をする義務があります。
労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)とは・・・
事業主は(略)労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。
一部引用:厚生労働省
このように、会社はパワハラモラハラから、従業員を守らなくてはならないのです。
会社は組織です。組織とは、特定の目的を達成するために個人から構成される集団のこと。
だから上司に相談するときに強調するポイントは「お局の言動が原因で、業務に支障が出ている」です。
このとき、感情的で漠然とした表現にならないよう注意しましょう。
今までのつらかった思い出がよみがえり、感情に走りそうになるかもしれません。
しかしそこは、ぐっとこらえるべきです。
以前、筆者の友人が上司にお局の嫌がらせを相談したところ、上司がお局にやんわり注意をしてくれたそうです。
その後、お局からの嫌がらせがだんだん減って、友人もストレスなく仕事ができるようになったそうですよ。
とにかく自分が動かないと始まりません。実際に行動を起こしてみましょう。
自分に少しでも非があるなら直接謝る
もし自分にミスがあったなら、さっさと謝るのがベストです。
お局だろうが誰だろうが、自分に非があるときは相手に謝りますよね。
お局相手だとちょっと躊躇しちゃうのは、筆者もわかります!
ある先輩の話ですが、お局に対してミスの謝罪をし、すぐに具体的な改善策を提案してたんですよね。
お局も「おっ」っとなって、ちょっと意外そうに納得してました。
その後も関係も悪くならず、結果的にはむしろ先輩も仕事のやりやすさが増したそうです。
一方で、ミスをしても謝らず、取引先のせいにしてしまった後輩ちゃん。
その取引先が、実はお局と懇意だったんです。
すぐ嘘がバレ、その瞬間からお局の目に付けられてしまった、なんてこともありました。
だから、自分に非があるときは
などと、即座にシンプルに、ズバっと謝っちゃいましょう。
で、あとは気にしない。自分の精神衛生的にも、それがいいですよ!
自分の気持を素直に伝えてみる
不平不満をこらえ、自分の気持ちを素直に伝えてみることも、とても重要です。
あれこれ自分だけでいろいろ考えてると、悪い方へ悪い方へといってしまうことはありますよね。
そこで、気になっていることを以下のように言ってみるのはどうでしょう。
自分が考えていることを正直にお局に持ちかけてみると、状況が改善することもあります。
「なぜ、私は、お局が苦手なのか!?」
このように、まずは自分の気持ちと向き合ってみましょう。
「実は中学のとき、女性教師から目をつけられたトラウマで、テキパキした女性が苦手なんです」
そのように素直にお局に伝えてみたら、お局の態度が軟化した、というケースもありました。
自分は悪くない、と考えているままだと、お局の怒りはさらに増し、攻撃が激化するのでご注意を!
伝える時は、あくまでフラットに伝えましょう。
信頼できる同僚に間を取り持ってもらう
信頼できる同僚に頼んで、あなたとお局の間に入ってもらうのもおすすめです。
「お局との雑談のとき、さらっとあの件を聞いてもらえないかな?」
などと同僚に頼んで、直接対決を避けつつ、本題にきりこむなんて方法もあります。
その際、同僚には「中立でいてもらう」ことがポイントです。
お局から「仲間を作って反撃してきた」と思われるのは避けるべきです。
あくまでも冷静に話をすることを心がけましょう。
筆者の時は、同僚が
「最近、〇〇さんの仕事量が多いように感じるのですが、何か事情があるのでしょうか?」
とお局にやんわり聞いてくれ、お局が調整してくれた、なんてこともありました。
しばらく距離を置く
お局との物理的距離をしばらく置いてみる、という方法もあります。
目につく位置に邪魔者がいると、特にイライラしている時はどうしても攻撃的になるもの。
だから、お局の目につかないよう、少し物理的に距離を置くのもおすすめです。
無視をするのではなく、挨拶などの最低限のコミュニケーションをするだけにとどめ、距離を保ちましょう。
そうすることで、お互いに冷静になれる時間ができます。
例えばかつての同僚は、仕事の話だけは冷静にこなしつつも個人的な接触は避けていました。
その後、言い争いすることが減り、お局の態度が徐々にやわらいでいったんです。
距離を置いたのはこちらからだとしても、執着を手放せたのはお互いに、という結果でした。
退職を考える前にできることはある
この記事では、お局に嫌われてもそれで終わりではないことついて解説してきました。
その理由は以下の通りです。
- ターゲットは定期的に変わる
- お局に因果応報が下ることもある
お局から嫌われると、毎日ツラすぎますよね。
ついつい退職を思い悩んでしまったり…その気持ち、わかります!
しかし、退職する前にまだできることはあるかもしれません。
筆者も以前、お局に嫌われ実際に転職しました。でも、どこにでもお局という生き物はいるもので…。
そのとき、軽い気持ちでたまたま読んだのが『嫌われる勇気』です。
ベストセラーだから読んでみるか、程度だったんですけど、いざ読み始めたら、あまりに自分に当てはまることが多くて…。
お局の言動を自分に結び付けすぎたり、無理に好かれようとしていなかったかな、とか。
お局がイヤすぎて敵認定しちゃったのかな、とか。
そして読み進めていくうちに、自分の考え方もお局に対する見方もガラッと変わったんです。
人間というものは、それぞれに自分が正しいと思って生きているもの。
私は悪くない。お局も悪くない。
あるのはそれぞれの考え方の偏りであり、物事への反応の単なる違いなんだ…そう思えるようになって、気も楽になりました!
『嫌われる勇気』、おすすめですよ。私のように悩んでいるあなたに、ぜひ読んでほしいです。