- お局へのストレスで耐えられない
- 状況が改善されず本気で悩んでいる
結論、お局のストレスで精神的に耐えられないと感じたら、自分の健康を優先して、休職や転職も視野に入れてみてください。

そこで今回は、退職が「甘え」と感じてしまう人や、限界がくるまで自分を追い込んでしまう人に、今の状況の改善方法について解説します。
今の状態から抜け出すには
【あなたらしさ】を取り戻すこと。
そのために、まずは心にたまったモヤモヤを解消することが大切です。
理不尽なお局に耐え続けていると、心がすり減り、やがて自分の価値さえ見失ってしまうかもしれません。
もし、今この瞬間も心の中で不満が渦巻いているなら
誰かに気持ちを打ち明けることが大切です。
まずはモヤモヤをスッと吐き出してみませんか?
自分らしい毎日を取り戻すきっかけが、きっと見つかるはずですよ。
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もくじ
お局に耐えられないほど精神的に辛い状況の時
お局の攻撃に耐えて耐えて頑張って出社しているものの、もう無理だなって思うときありますよね。
筆者も欝っぽくなって眠りが浅くなり、夜中や早朝に何度も起きてしまう、なんてことがありました。
日曜の夜が来たらもう「ああ早く金曜の夜が来ないかな」って考えてしまったり。
お局が休みの日はめちゃめちゃのびのびすごせるのに、お局が来た途端、防御反応なのか体がカチコチに固まってしまう……。
こんな状態じゃ、なかなか将来のこととか「自分が本当はどうしたいのか」を考えられませんよね。
筆者もさんざんお局に苦しめられて、泣く泣く退職なんて辛い決断をしたこともありました。
でも、お局に苦しめられている人たち全員に言いたい!


人生はやっぱり長いんです。そして仕事が人生に占める時間も長い。
その仕事時間がずっと憂鬱だなんて、人生がもったいなすぎる!
どうしても、今の会社でやりたいことがあって頑張りたい、そう思っているならそれもいいと思います。
自分を大事にするために違う道を選ぶことは、全然ダメなことじゃない。負けでも逃げでもありません。
人生トータルで考えなきゃ!あなたもそう思いませんか?
お局に対してあなたが試したことを確認させてください
それでは、お局に耐えられなくなってしまっている今、あなたが試してきたことを確認させてください。
- 会社は動いてくれましたか?
- 社内や社外の専門窓口は利用しましたか?
- あなた自身の対処法を試しましたか?
では、ひとつひとつ確認していきましょう。
会社は動いてくれましたか?
あなたは、お局のことを会社に相談してみましたか?その際、会社は対応してくれましたか?
まだ相談をしていないなら、まずは相談することを考えてみましょう。
確かに、相談したからといって会社が絶対に動いてくれるわけではありません。
実は、職場でお局問題が放置される理由がいくつかあります。
会社側にパワハラ対応のスキルが欠けていたり、上司が多忙で対応が後回しにされる、なんて場合もあります。
上司がお局の行動を深刻な問題と認識していない場合も少なくないし、会社がハラスメント行為を正確に把握できず、対応が遅れることもあります
それぞれ理由があるように、それぞれに対応法もあります。
会社が動いてくれない場合、理由や原因を考えた上で、あなたもパワハラやモラハラへの対応を求めるようにしましょう。
会社が対応してくれない理由はこちらの記事に詳しく書かれています。
会社や上司に動いてもらうにはどうすればいいか、そのヒントもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
社内や社外の専門窓口は利用しましたか?
あなたは、社内や社外の専門窓口に相談してみましたか?
もしまだ社内や社外の専門窓口を利用していないなら、ぜひ一度相談を検討してみてください。
社内に内部通報制度がある場合、それを利用することで、正式に問題を報告できる手段になります。
とは言え、お局に通報がバレて怖い思いをするリスクも心配ですし、匿名性が保たれるか心配ですよね?
社内での相談に不安がある場合は、社外の窓口を利用するのも有効な方法です。
例えば、「総合労働相談コーナー」では、労働問題の専門家から無料でアドバイスが受けられますし、話し合いで解決を目指す「あっせん制度」もあります。
これらの相談窓口では法律の専門家から、状況に合った適切なアドバイスをもらうことができるんですよ。
上司に相談しても状況が改善されない、証拠はあるけど次にどうすれば?なんて時も、ぜひ利用を考えてみてください。
具体的な相談窓口の問い合わせ先と利用方法は、こちらの記事で説明しています。チェックしてみてくださいね。
あなた自身の対処法を試しましたか?
あなたは、あなた自身でできるお局対策の方法を試してみましたか?
もしまだなら、まずはスルースキルにチャレンジしてみましょう。
スルースキルとは、相手の嫌味やネガティブな行動を受け流して、自分にダメージが及ばないようにするスキルです。
世の中には、自分の言動が相手に及ぼす影響で、自分の価値をはかるという人もいます。
その影響がいい影響なのか悪い影響なのかは、そういうタイプの人にはさほど関係ないのです。
お局にいやな目にあわされたとして、それで発生する感情はあくまであなたの側の反応にすぎません。
だから、嫌がらせに耐えられないと感じるときこそ、感情に影響されるのではなく、お局の言動そのものを見ていきましょう。
事実と感情を分け、自分でコントロールできる部分のみに集中すると、感情に振り回されず自分のペースを保てます。
これがスルースキルです。
スルースキルは日ごろのトレーニングで身に着けることができますよ。
こちらの記事が詳しいので参考にしてくださいね。
ここまでやってダメなら・・・
ここまで、やれることはやった。でも思うような結果は得られなかった、というとき以下のことも検討してみてください。
- まずは休職を考えてほしい
- 最後は退職・転職しよう
それでは、解説しますね。
まずは休職を考えてほしい
ここまで頑張っても改善しないなら、あなたの心身を守るためにまずは休職を考えてください。
仕切り直しのためにも、これ以上あなたの心や体にダメージが及ぶ前に、いったん休んでみてほしいのです。
休みをとり、職場から物理的心理的に距離を置くことで、お局との関係を客観的に見ることができますよ。
また、それにより新たな解決法や進むべき道が見つかるかもしれません。
休職に関して、一番気になるのは経済的な不安ですが、休職中に健康保険の傷病手当金が利用できる可能性があります。
傷病手当金は、病気やケガで仕事を休まなければならなくなった場合に、健康保険から支給される給付金です。
まずは健康保険証に記載された組合に連絡、相談してみましょう。
そして、傷病手当金申請書を取り寄せたら、必要事項を記入します。
診断書などのすべての書類がそろったら、申請書とともに健康保険組合に提出しましょう。
審査に通れば、傷病手当金を受け取ることができます。


最後は退職・転職しよう
やれることはすべて試した。でも改善しない!という場合、退職や転職という道も考えてみてください。
あなたはできることをすべてやりました。そして、これまでの労力を無駄にしたくないという気持ちもわかります。
でもここで考えてほしいのは、あなたの人生は、お局に勝つためやお局を改心させるためにあるのか、ということです。
そうではないですよね?自分の幸せのために頑張ってきたはずです。
損切りや勇気ある撤退は、一見つらい決断に思えるかもしれません。
しかし長期的に見ると、よりよい結果につながる可能性があります。
退職や転職は、あなたが負けたということでも弱いということでもない。
あなたの人生にとって大切な選択となりうるのだ、ということを頭に入れておいてほしいです。
ですが、これからの生活を仕切りなおすためにも、経済的な不安は取り除いておきたいですよね。
失業保険をすぐに受給できれば、かなり精神的にも余裕が出るかと思います。
いじめやパワハラが原因ならば、自己都合退職でも失業保険がすぐにもらえる可能性があります。
手続きとしては、労働基準監督署やハローワークに相談し、パワハラの証拠を集め、医師の診断書も用意しておくことが重要です。
こちらの記事に、いじめが原因で自己都合退職した場合の失業保険に関する詳細があります。ぜひチェックしてみてくださいね。
この本は読みました?私を変えてくれた本
この記事では、お局ストレスが精神的限界にきてしまった人に向けて、求職や転職を含めた状況改善の方法について解説してきました。
筆者が、お局からのストレスがピークに達していたときの頃のことです。
毎朝起きるたびに「またお局と顔を合わせなければならない……」と気分がひたすら重くなっていました。
いつも頭の中で「もう辞めたい、でも辞めちゃいけない」とぐるぐる考え続け、夜は眠れず、吐き気がとまらなくなり……。
その頃は体調も最悪でした。筆者にとって退職は甘えだったんですよね。
そして、そのまま自分を限界まで追い込んでいたんです。
そんなとき、出会ったのが『嫌われる勇気』でした。
この本は、まるで筆者の心を見透かしているようでした。
この本に書かれていたのは、「他人にどう思われるかではなく、自分がどう生きたいかが大切」というメッセージ。
物事のとらえ方や人間関係への考え方を、自分で変えてもいいんだと気づけたのです。
すると、心の中でずっと重くのしかかっていたものが、少しずつ軽くなっていきました。
この本には「他人に振り回されない」「自分の道を歩む」という考え方がつまっています。
お局からの精神的苦痛やストレスに耐えられないとき、自分自身を責める必要はありません。
むしろ、考え方を変えることで、状況に対する自分の反応が楽になっていくんです。
この本は、特に、自分をどう守るかについて深く掘り下げられていて、ホントに役立ちます。
まだ読んでいないなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。