結論、お局様は自分が一番でないと許せないという自己中心的な動機から、新人に冷たくします。
そこで今回は、お局様がなぜ新人に冷たいのか、そしてそんなお局様にどう対処すべきかを解説します。
この記事を読み終えると、お局が新人を目の敵にする理由を理解でき、上手く対処できるようになりますよ。
今の状態から抜け出すには
【あなたらしさ】を取り戻すこと。
そのために、まずは心にたまったモヤモヤを解消することが大切です。
理不尽なお局に耐え続けていると、心がすり減り、やがて自分の価値さえ見失ってしまうかもしれません。
もし、今この瞬間も心の中で不満が渦巻いているなら
誰かに気持ちを打ち明けることが大切です。
まずはモヤモヤをスッと吐き出してみませんか?
自分らしい毎日を取り戻すきっかけが、きっと見つかるはずですよ。
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もくじ
そもそも新人がどんどん辞めるのは会社や上司が悪い
まず前提として、新人が辞めてしまう一番の根本的原因は会社や上司であり、お局だけが原因ではありません。
これらの問題について、会社が必ず対処しなければいけない、と定めた法律が「パワハラ防止法」です。
パワハラ防止法とは…
職場におけるパワーハラスメント防止対策が事業主に義務付けられました。
一部抜粋:厚生労働省
従業員同士のいじめやモラハラ、パワハラ等に対し、対応義務を定めているのがこのパワハラ防止法。
つまり、これらの問題に対処しないのは、会社が責任逃れをしているということです。
だからこそ、お局様との関係に頭を悩ます前に、まずは上司や会社にしっかり相談することが大切です。
ですが、いくら会社に訴えても、なかなか対応してくれないことってありますよね…。
それって、実はこういった理由があるからなんです。
こちらの記事で詳しくまとめました。
なぜお局は新人に冷たくして潰しにかかるの?
このように会社はハラスメントに厳しいというのに、なぜお局様は、それでも新人に冷たくするのでしょう?
- 過去に同じ経験をしてきたから
- 自分の存在価値を守るため
- 強い嫉妬心
- ストレス発散
- 優越感に浸りたい
それぞれ解説していきます。
過去に同じ経験をしてきたから
職場に長く在籍してきたお局様。なのでお局様自身も過去に同じ体験をしています。
過去、自分が辛い思いをした経験上、新人も同じ思いをして当然だ、と考えているお局様。
だからこそ、新人にも自分と同じ目に合わせてこそ、新人は自分のように成長できる、と固く信じているのです。
また中には、自身も過去いじめられていたため、いじめられる=必要な経験、と思い込んでいるお局も…。
自分だって大変な思いをしてきたんだから、新人も同じ目に合わさなきゃ許せない!
他人だけ、新人だけ楽するなんて許せない!
…お局はそう、強く思い込んでいるのです。
自分の存在価値を守るため
お局様は職場での自分の存在価値を守るため、あらゆる変化に対して否定的、そして攻撃的になります。
警戒心MAXなのは、新人の成長がお局様の立場を脅かすと無意識のうちに感じ取っているから。
頑張って築いた今の地位を奪われたくない!という自己防衛の思いから、戦意むき出しになっています。
この職場で一番頼りにされているのはこの私!その思いこそが、お局を支えるプライド。
強い嫉妬心
自分に自信を持っているお局様は、己にはない若さを持つ新人が、うらやましくてたまりません。
新人には経験がない代わりに、あふれるばかりの若さや輝かしい将来性があります。
どれだけ欲しくても、それらがもう手に入らないお局様にとっては、妬みや苛立ちを覚えてたまりません。
このように、理由は自分勝手な嫉妬なのに、どうしても自分が優位にならないと気が済まないお局様。
だからこそ、嫉妬から来る当たりの強さを「しょうがないじゃない!」と正当化しようとするのです。
ストレス発散
ストレス発散として新人いじめをしている、欲求不満のお局様も少なくありません。
職場だけでなく、プライベートも含めたストレス全てを、誰かにぶつけたくてしかたないお局様。
そうして、ストレス解消の相手として、新人が目を付けられてしまうのです。
内容が仕事のことであれば、「指導のために厳しくしていただけです!」とお局は言い張ることでしょう。
優越感に浸りたい
スゴイ!と周囲から賞賛されたいお局様は、手っ取り早く他人を下げることで、自分を上げようとします。
プライドが山のように高いお局様は、他人より優位に立ちたいという欲求が人一倍強い存在。
自分より弱い立場、特に新人を見下すことで、自分は偉いのだという優越感に浸りたいと考えています。
周囲に対し偉そうに振る舞い、見下すことで、自分は誰よりも有能なのだと悦に浸りたい。
そうやってお局は、周囲からどれだけよく見られるか、そればかりを気にするようになるのです。
潰しにかかってくるお局に対して新人さんができる具体的な対処法
ではもしお局様に狙われ、上記のように冷たくされた場合、どう対応すればいいでしょうか?
- 朝イチはおはよう+◯◯
- 相談は具体的にする
- 教えてもらったことの結果報告はスピーディに
- お礼は「ありがとう」のみはNG
- 帰り際にもう一度今日のお礼
- そういう人だと割り切る
1つずつ解説していきます。
朝イチはおはよう+◯◯
朝のあいさつは抜群の効果があります!
朝イチのあいさつに加え、さらに一言付け加えてみましょう。
また「〇〇さんが頼りです!」や「親身に教えていただき助かります!」等はっきり言葉にします。
そうすることで、一日の始まりからお局とのコミュニケーションをスムーズに始められますよ。
少しずつ、着実な積み重ねこそが、お局と新人の関係改善の何よりの近道になること間違いなしです。
相談は具体的にする
お局様に直接、相談を持ちかけるのもおすすめの方法です。
その際、内容は具体的に尋ねましょう。
「だから何?そんなことで聞いてこないで!」というお局のイライラの元になってしまいます。
ただ「分かりませんでした、教えてください」と尋ねるのではなく、
- まず自分で考えてみる
- その上で指導を求める
このような段階を順に踏むようにしましょう。
このようにはっきりと尋ねることによって、お局に「ちゃんと考えてるのね」という印象を与えられます。
お局の信頼を得て仕事を潤滑に進められれば、結果新人自身の評価も上がる可能性に繋げられます。
教えてもらったことの結果報告はスピーディに
相談するのと共に、結果報告も必ず伝えましょう。
結果が出てすぐ報告するのがベストです。
そうすることでお局の信頼を得やすくなり、かつ新人の仕事に対する姿勢もしっかりアピールできます。
誰であっても、自分が教えた仕事の結果は気になりますし、それが成功したなら嬉しいもの。
お局は自分の手柄のようにそう言うかもしれませんが、結果に繋がったのなら新人も気にならないはず。
新人に対して心証を良くしたお局もまた、次も喜んで新人にアドバイスすることでしょう。
結果、新人のさらなるやる気につなりますし、そうして職場全体の士気も高まっていくはずです。
お礼は「ありがとう」のみはNG
お礼を伝えるのは当然ですが、その際「ありがとう」だけで終わらせないように注意しましょう。
このように感謝しているポイントを、ありがとうの言葉と共に具体的にお局に伝えるのがおススメです。
こうすることで感謝がより相手に伝わりやすくなり、結果その後のやりとりがさらに円滑になります。
その結果、お局様との関係が今以上に良くなり、仕事でもより親身になってもらえるでしょう。
帰り際にもう一度今日のお礼
無事一日の仕事を乗り切りました…そんな日も、帰り際にお局様に一言、感謝を伝えるとよりGOOD!
退勤のタイミングで、このように再度、その日のサポートに対する感謝をお局に伝えてみましょう。
また一日の最後の記憶にいい印象を残すことで、悪い印象がお局の中に残りにくくなる効果もあります。
そういう人だと割り切る
いろいろ試したけれど全然ダメだった…その場合、そういう人なんだと割り切ってしまいましょう。
割り切ることで、新人や周囲のストレスが軽減し、体調面や精神面での不安感が軽減します。
またお局を気にしなくて済むようになるので、自分の仕事に集中できるようにもなるでしょう。
そうすることで無駄なストレスを避けられ、心穏やかに仕事に向き合えるようになります。
まとめ:気が利く一言が言える新人さんは可愛がられやすい
この記事では、お局様がなぜ新人に冷たいのかについて解説してきました。
お局様が新人に冷たい理由は、以下の通りです。
- 過去に同じ経験をしてきたから
- 自分の存在価値を守るため
- 強い嫉妬心
- ストレス発散
- 優越感に浸りたい
気が利いて空気が読める新人は、お局様のことだけに限らず職場全体で可愛がられますし、信頼も早く得られます。
つまり、気が利いて周囲のフォローが上手いことは、全ての職場で役立つ、必須のスキルなんです。
しかし、気が利くかどうかというのは磨かないと光らないスキルであり、人によって得意不得意があります。
実はこのスキル、最初から持っている人もいて、そんな人は何もしなくともいつの間にかできるようになります。
この場合、自分で意識して身につける必要があるんです。
この本もその時に読んだうちの1冊で、特に参考になりました。
私のような人に、ぜひ読んで欲しいです。
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