- 人によって態度を変えるお局に悩んでる
- どうやって対処すればいいの?
結論、人によって態度を変えるおばさんには、振り回されないよう冷静に対処することが重要です。
しっかりと対策をすれば、嫌われることもありません。
そこで今回は、人によって態度を変えるおばさんに悩んでいる人に対して、その特徴や心理、対処法までを解説します。
この記事を読み終えると、お局おばさんに振り回される毎日を変えることができますよ。
もくじ
人によって態度を変えるおばさんの特徴
人によって態度を変えるおばさんの特徴は、主に以下のようなものがあります。
- 目上に媚びる
- 下にはマウント
- 同性・異性で接し方の差がすごい
- 要領がいい
- 理不尽なことで怒る
次から説明していきますね。
目上に媚びる
お局おばさんは、目上の人に対して必要以上に媚びる傾向があります。
職場の同僚や後輩は一切無視して、上司のファッションだけを褒めちぎるお局様。
また、上司がちょっとでも冗談を言うと、わざとらしく大笑い!
「部長はいつも面白いですね~」なんて、ご機嫌取りに必死ですが、その白々しさに同僚も引いています。
下にはマウント
目上には媚びる一方で、自分より下だと判断した人にはマウントを取ります。
とくに部下や新人はターゲットにされることが多く、見下されて不愉快な気持ちになっています。
本来は指示する立場でもないのに、勝手に「このコピーとっといて!」と仕事を押し付けることも…。
細かいミスも上から目線で指摘してきますので、あなたのイライラは増すばかり。
同性・異性で接し方の差がすごい
お局はあからさまなほど、同性と異性とで接し方が異なります。
同性には冷ややかな態度なのに、異性に対してはやたらと優しい態度のお局。
女性の同僚に挨拶されると、いつも目も合わせずにそっけなく挨拶を返します。
しかし次に男性の同僚に声をかけられると、態度が一変!
- 「雨の中、服濡れなかったぁ?大丈夫?」
- 「あなた最近忙しそうね、体には気を付けてね」
…表情もいきいきとしていて、別人のように話し出します。
人の好き嫌いがあるのは仕方がありませんが、それでも差がすごすぎて、許容できる範囲を超えています。
要領がいい
そんな理不尽なお局なのに働き続けられているのは、「要領がいい」から。
上司など自分に利益をもたらす人には、好かれるように注意して行動しています。
例えば、仕事の選び方も計算して行っています。
自分が結果を出せそうな、都合の良い仕事は絶対に手放しません。
その一方で他の手間な仕事は周囲に押し付け、面倒事はできる限り避けて外面よく仕事をしています。
理不尽なことで怒る
お局おばさんには、理不尽なことで怒るという特徴もあります。
そのせいで周りの人を困らせたり、不安にさせたり…。
職場で後輩に怒鳴り出すお局ですが、その理由はとても小さなミス。
明らかに過剰な怒り方ですが、その迫力に後輩は萎縮してしまいます。
人によって態度を変えるおばさんの心理
次に、人によって態度を変えるおばさんの心理はどのようなものなのでしょうか?
- 「自分より」上か下かで見ている
- 自分に利益があるかないか
- 自分が下の立場になりたくない
- 自分を良く見せたい
これらについて順番に説明していきます。
「自分より」上か下かで見ている
お局おばさんは、人を「自分より上か下か」という基準で判断しています。
その判断を基に相手への態度を変え、上の人には媚び、下の人には厳しく当たるという傾向があります。
部下のミスをきつい口調で指摘する一方で、上司のミスには目をつぶった上、必要以上に褒めちぎるお局様。
それは上下関係を常に意識しているために起きる状況で、本人にとっては筋が通っていることのようです。
自分に利益があるかないか
また、相手が「自分にとって利益をもたらすかどうか」も、お局が態度を決める基準の1つです。
自分にメリットがある場合は優しく、ない場合は冷たく接することが多いでしょう。
このように、上司や影響力のある人には親切な態度をとります。
反面、自分に利益をもたらさないような同僚や後輩には、冷淡な対応をします。
あくまでも彼女の基準は、「自分にとって利益があるかないか」なのです。
自分が下の立場になりたくない
お局おばさんには、自分が下の立場になりたくない!という心理もあります。
というのも、常に自分が優位でありたいと考え、人に支配されることを恐れているからです。
例えば、後輩の掃除の仕方が自分と違っていたら、無理矢理にでも自分のやり方に変えるよう要求するでしょう。
後輩の掃除方法のほうが理にかなっていても、関係ありません。
お局は下の立場になればプライドが傷つくので、そうならないように努力もしてきました。
だからこそ、他の人に対して厳しくなることがあります。
自分を良く見せたい
自分を優秀な人だと評価してほしくて、実際以上に良く見せようとする心理がお局の中で働いています。
これは全ての人に対してではなく、好印象を与えたい相手限定で起こります。
もう大変だった~!などと素直なことは言わず、自分の能力の高さを認めてほしくて、幼稚なアピール!
上司や権力のある人の前では、自分の優れた部分を大げさに誇張してまで伝えようとします。
人によって態度を変えるおばさんの対処法
これまで、人によって態度を変えるおばさんの特徴と心理を解説してきました。
ここからはその対処法を4つお伝えします。
- そういう人なのだと割り切る
- なるべく本心は語らない
- 仕事の相談をして自分を下に見せる
- 味方を作っておく
説明していきますので、ぜひ活用してください。
そういう人なのだと割り切る
シンプルに、この人ははもう、そういう人なのだ…と割り切りましょう。
残念なことですが、世の中には相手によって態度を変える人がたくさんいます。
もしお局に冷たい態度をとられたとしても、冷静に割り切って考えましょう!
なぜ?と原因を深く気にする必要はありませんので、振り回されないようにしてください。
そうすることでストレスを大幅に軽減できますよ。
なるべく本心は語らない
なるべく本心を語らず、表面的な付き合いを保つようにしてください。
本音を話してしまうとお局がそれを利用し、あなたにとって不利な行動をとるかもしれません。
もちろん仕事に支障が出ないよう、最低限のコミュニケーションは取る必要があります。
この前の休日はなにしてた?と聞かれても、「恋人とデートしてました!」なんて正直に言わなくて大丈夫ですよ。
そうやって常に距離を保つことで、自分を守ることができます。
仕事の相談をして自分を下に見せる
仕事の相談をして、あなたがお局より下だ、という態度を示して見せることで、攻撃されにくくなります。
これまでお伝えしたように、お局おばさんには人の上に立ちたいという心理があります。
それを逆手に取り、あえて仕事の相談をすることで「下手に出る」姿をお局に印象付けるのです。
頼られると、お局は自分の優位性を認めてもらえたと感じ、満足するでしょう。
その結果、あなたへの対応も良くなり、攻撃されにくくなりますよ。
味方を作っておく
おばさんと関わるときには、1対1ではなく、周りに味方を作っておくことが大切です。
そうすれば、万が一お局と対立したとしても、孤立せずに対応できます。
また、そのためには、職場の人と信頼関係を築いておくことが必要ですよね。
同僚や後輩とは積極的にコミュニケーションを取り、困ったら相談できる環境を作っておきましょう。
先に手を打ち、味方を増やしておきましょう。
人によって態度を変えるおばさんに嫌われるNG行動
ここまで、人によって態度を変えるお局おばさんの対処法を説明しました。
しかし注意したいのが、以下の行動は絶対NGです!
- ムスッとした態度をとる
- 無感情の褒め方
- 恥をかかせる
これらはあなたが嫌われるきっかけとなってしまいます。
ムスッとした態度をとる
もし納得のいかないことがあっても、お局にムスッとした態度はとらないようにしてください。
おばさんは「自分が見下されている」と感じ、さらに攻撃的な言動をとる可能性があります。
私の経験ですが…ある日、他の人の失敗なのに、私のミスだと思いこんだお局様。
しっかり確認もせずに注意してくるので、当然腹が立ちました。
追い打ちのように嫌味を言われ、うっかり泣きそうになってしまいました…。
あなたはそうならないためにも、モヤモヤした気持ちは態度に出さないよう我慢してくださいね。
無感情の褒め方
また、当たり前のことですが、無感情なまま形だけでお局を褒めることもやめてください。
あまりにも無感情だと、さすがにおばさんも「心がこもっていない」と察し、逆にイライラさせてしまいます。
例えば、お局との会話中、あなたは話の流れで一言褒めるのが自然だと判断したとします。
形式的に「すごいですねー」なんて反応してしまったら…?
そう嫌味を言われてしまうのがオチなんです…。
褒める場合は、少しだけでも本心を込めて行うと、上手くいきますよ。
恥をかかせる
言うまでもありませんが、人前でお局に恥をかかせる行動はとってはいけません。
プライドの高いおばさんは「面目をつぶされた」と感じ、あなたとの関係も一気に悪化します。
例えば…会議中に、お局の作った資料のミスをあなたが発見したとします。
すかさず「これ、数字が違ってます」なんて皆の前で言ってしまったら、大変です!
お局は恥をかいても大人しくなることはなく、むしろ逆効果です。
周囲の人も巻き込んだトラブルに発展する可能性がありますので、やめてくださいね。
まとめ:お局に振り回されずに放っておくのも大事
この記事では、人によって態度を変えるおばさんの対処法について解説してきました。
お局おばさんへの対処法は以下の通りです。
- そういう人なのだと割り切る
- なるべく本心は語らない
- 仕事の相談をして自分を下に見せる
- 味方を作っておく
相手によって態度を変える人と働くことは、とてもストレスですよね。
きっと仕事にも悪影響があるでしょう。
そんなとき、相手を変えようとするのではなく、冷静に距離を保つことが最善策かもしれません。
お局の言動を真に受けると精神的な負担が大きいため、「放っておく」ことでストレスを減らすことができます。
また、どうしたらお局に振り回されず、冷静なままでいられるのでしょう?
その方法を詳しく知りたい方は、『反応したら負け 仕事のストレスを受け流す33のヒント』をぜひ読んでみてください。
ストレスを受け流す方法を知り、お局に振り回される毎日を変えることができますよ。
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